花についての話 |
花言葉「熱心にやりとげる」は、ギリシャ神話のオリンポスの果樹園で、黄金の林檎が盗まれないように監視していたカンパニュラの仕事ぶりからつけられています。
カンパニュラは盗賊を発見して銀の鈴を打ち鳴らし、驚いた盗賊に剣で刺され、果樹園の見まわりに来た見張りのドラゴンに発見されたときには、銀の鈴を固く握ったまま息絶えていました。
花神フローラは、カンパニュラの花言葉どおりの「忠実」な仕事ぶりをたたえ、釣り鐘の形をした美しい花にかえたそうです。
ホタルブクロよりふっくらして、花びらの先がくるりと反った、西洋種のカンパニュラ(ツリガネソウ、フウリンソウ)の伝説にもなっています。ホタルブクロの花言葉もそこからきているのでしょう。 |