| 花についての話 |
サフランは、秋咲のクロッカスの一種。
牧場で秋の夕暮れを楽しんでいた、花の女神フローラは、突然現れたニンフたちに「小羊たちが、秋の花たちに別れを惜しみにやってきます。彼らが心地よく昼寝を楽しめるように、すてきなベッドを与えてやってください」と頼まれました。そこで女神は、その願いを聞き入れ、秋に咲く最後の花としてサフランを咲かせ、小羊のベッドにしてあげたということです。
サフランには、気分をさわやかにしたり、悪酔いを防いだりする効用があります。そのため、気持ちよくお酒を飲むことができるというので「歓喜」という花言葉ができました。 |